白雲谷温泉ゆぴか

2019年に4か月間の大規模改修工事を経て、令和元年12月にリニューアルオープンした兵庫県小野市にある「白雲谷温泉ゆぴか」。温泉は四季の移ろいを楽しめる「水辺の湯」と、森の眺めが楽しめる「森の湯」、そして貸切福祉風呂の「白雲の湯」があります。

「水辺の湯」では、絶景と温泉が一体化できるインフィニティ風呂「四季の湯」がリニューアルにより新設されました。さらに「展望風呂」や「展望サウナ」など、景色を楽しめるお風呂となっています。

一方、「森の湯」では、ドーム型の開放感ある「岩風呂」が特徴的です。露天風呂の「こかげの湯」や「ジェット風呂」、「ジャグジー」もあります。こちらには、通常のサウナに加え、「ミストサウナ」もあります。

どちらも地下1,300mから湧出される天然温泉を楽しめる「源泉風呂」があるのも嬉しいポイント。「水辺の湯」と「森の湯」は1週間ごとに男湯と女湯で入れ替わり制になっています。

また「白雲谷温泉ゆぴか」では、「白雲の湯」（完全予約制）と呼ばれる福祉風呂があり、お体の不自由な方でも温泉を楽しむことができます。通常は「1時間3,000円」（※2020年2月現在）の料金設定ですが、「介護保険被保険者証（要介護者又は要支援者）、療育手帳、障害者手帳」等をお持ちの方は、通常料金「1時間3,000円→「半額1,500円」で入浴することができます。

「白雲谷温泉ゆぴか」の泉質は、「カルシウム・ナトリウム-塩化物低温泉」。緩和性のある温泉で、病後の回復によい効果があるとされており、入浴後に塩分が皮膚に付着し、汗の蒸発を防ぐために保温効果が高く「温まる温泉」や「熱の湯」と呼ばれています。

また「白雲谷温泉ゆぴか」は天然温泉だけが自慢ではありません。「岩盤浴」では、遠赤外線効果やマイナスイオン効果など美容を意識した女性専用の「暁月庵」をはじめ、男女共用ルーム「風月庵」やグループ貸切の個室「華月庵」で合計18種類の単独岩盤ベッドを備えています。予約は必須ではありませんが、華月庵については予約がおすすめです。

その他にもお食事処「獅子銀」や、リラクゼーション＆エステ施設もあって、外には無料開放の足湯などがあります。農産物の直売所もあるので、小野市へお出かけの方には是非おすすめしたい日帰り温泉施設です。